NZ釣りばっか旅 4.ガイド1日目

12月25日
朝7時までぐっすり眠る。同室のJさんに寝られましたか?と聞いたら、ぐっすり眠られたと返事が返って来たが、イビキがうるさくて寝られなかったとはJさんは言わない人なので申し訳ない。山小屋など良くご一緒しているが、今回は長いので1番心配している事だ。
食事は8時からと言われているので、ディビッド宅の周りを散策する。
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ゴアの街で行商人から購入したオブジェ。帰国後名古屋でも同じオブジェに出逢う
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窓際の風景
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キッチンの片隅
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リビング にはクリスマスプレゼント
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ディビッドさんのワンコ。かなりお歳より
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僕達のゲストハウス

朝食は、シリアルにナッツが入った物と、イギリスパンのトースト。ヨーグルト。パンは1度に4枚焼けるらしく沢山食べてと食卓に並ぶ。朝からとても健康な食事を頂いた。
今日は、寒い。日中フリースが必要な気温だ。
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朝食、ゲストハウスを出ても毎朝頂いた

朝食後、ゆっくりと支度をして、9時頃出発した。今日はガイド1日目。Mさんからは、3日間で自分達で回れるようにと依頼られているので、道と、川に入る入口の目印を教えられる。
残念な事に、僕もJさんも方向音痴なので、早くも混乱し、不安になる。
簡単に考えると、川の右岸、左岸、上流、下流を覚えれば後は何とかなる筈だが、全て同じ景色に見えて、レンタカー屋に借りたGPSは使いにくく、地図が欲しいと思った。
右岸の丘の上に車を停め、マタウラ川を見渡す。大きく川が蛇行している風景が広がる。ルピナスが野生化して咲いている。綺麗な場所だ。ここに、Mさんの奥さまも10年前に散骨した。2人が好きな場所で一日中ここで釣りをしていたそうだ。
この場所は、左岸からアプローチをすると聴き、全体の景色を見せてくれたのだなと思った。
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右岸からgポイントを見下ろす



この時はまだ理解してなかったが、マタウラ川は橋が街単位にしか掛かっていないため、右岸、左岸のチェンジは簡単には出来ない。夏季で減水しているこの時期ならば渡れる所も有るが、浅い所にも魚がついて居るので注意が必要だった。
マタウラの街に入る。普通の道は100kmで市街地に入ると50kmになる。日本の感覚で60kmしか最初のうちは出せなかったが、何日かすると慣れて来た。さて、マタウラの街に入り橋の麓に、アングラーズアクセスの看板が出ていた。バブルラインがカプチーノのように渦巻くポイントで、工場は羊の屠殺場だそうだ。ディビッドは、あなた達のホテルに近いビッグが釣れる有名なポイントだから、ライズが無いか毎日通る度にチェックした方が良いとアドバイスされた。杉坂さんも息子と大きな魚を釣ってたポイントだとか。景観はイマイチだけど、デカイのがライズしていたら気合いが入るかな、まぁ覗こう。翌日の夕方は大きな鰻を釣っている人がいた。栄養豊富なポイントなのだろう。
さて、橋を渡り反対側、左岸の国道を下流に向かい走る、ディビッドがポストが見えるだろう?1@1ポイントだ、覚えておきなさいと運転しながら言う。どこが1@1なのだろうか??とりあえず覚える。
さらに下流に走ると、g道路標識があり、線路を渡って牧場の中を走る。しばらくするとアングラーズアクセスの看板があった。ここにあっても分からないよなぁと、思ったが調べる手段があるのかも知れない。採石場のような山が2つあり、車を牧草地をガタガタ走らせて停める。先ほど右岸から見た蛇行した、ワンドだ。いかにも魚が付きそうな場所で、空が広くて気分が良い。風が吹くと冷たくて爽やかであった。
この緑川さんが好きな場所に散骨をディビットさんにしてもらった。ディビットが緑川さんバイバイと挨拶をしたが、緑川さんにはもうしばらく僕と一緒に旅をしてもらう。いかにも魚がいそうな場所であったが、ハッチも無く静かなので、場所を移動することにした。この場所は後日何回も僕たちを楽しませてくれた。
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緑川さんの散骨

岸に上がり、畑を2つ程越えて、下流に歩く。左岸に柳の木があり、背の続くポイントに出た。ディビットのポイントは右利きがキャストしやすいポイントが多い。ガイドをしていれば仕方の無い事でレフティの俺はいつもの事なので立ち位置などを工夫してなんとかするしかないね。このポイントでは、ビートルだとディビットが言う。フライボックスを見せてみろと言われ、見せるとハデですね。これはダメだと失格となり、ディビットが巻いたビートルのフライを使う。ラバーレッグの派手な俺のフライも使えると思うが最初だからね。大人しく従う。Jさんのフライはとても凄い、良いねマネするよとディビットが気に入った。リアルに地味なのが好みなのね。ここでは、僕のドカン魂(デカイフライで陽気にドカンと1発釣ろうぜ)に分が悪かった。あくまでも繊細な釣りを楽しむのだ。左岸を釣りあがるので、まずはJさんに先行してもらう。
木の下でライズを見つけた。Jさんがキャストに入る。ライズの少し上にフライが先行して落ちた。上手い!出るぞ!と思った瞬間に水しぶきが上がりヒットした。ブラウンは、バイトした後は重いだけで引かないと言われているがこの川のブラウンは、よく引きジャンプし最後まで抵抗する。記念すべき1匹目のブラウン。良いサイズだ。記念写真をとり、僕の番となる。少し先の木の下でライズを見つけた。
立ち位置を少し岸から離れてフライ先行となるよう、リーチキャストで落とす。素直に出てくれた。
最初は、強い引きを楽しみ手元まで寄せたが、何度も走られなかなか寄らない。色が薄く、力が強いのでディビットがシーランだと言う。最後にランディングネットを出し準備したが、寄せきれずにバレてしまった。
ディビットも、Jさんも残念がる。この1匹でかなり腕がパンパンになる。これから10日間も釣りができるのだろうか?要らぬタヌキの・・・である(笑) この後、釣れないのでランチにすることにした。
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ギリギリ、日本語を交えて指示
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Jさんの取り込み
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良い魚だった
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シーランに遁走される

ランチはベブさん特製のサンドウィッチである。2つも食べれば十分なボユームで釣りに専念できる幸せな環境を感謝した。ランチは最初のワンドに戻って丘の上で行ったが、食べている最中、崖の下で大きな魚が泳いでいるのがみえた。ニンフだなと言っているが、僕らが覗き込むとすーっと深場に移動していった。スプーキーな魚達である。
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ランチ

昼からは、1@1のポイントに入る。このポイントがついた番号のポストはやはり見つけられなかった。入ると、牧場のカンバンがあり、このA×××の名前を頭に刻む。この方が似たような景色ばかりなので覚えやすいだろう。崖の上からのぞくと、また大きなブラウンがゆったりと泳いでいる。しかも水中で捕食している動作を繰り返している。ニンフで釣りをしてみろと私に言うので、試してみる。はたして、数投めに頭をふり、その瞬間ディビットがYesと言ったが、反応できずに、ヒットする事はなかった。
この場所は左岸をつり上がる場所であるので、Jさんに上がってもらい、今後の為に、このポイントの釣り場を教えてもらう事になった。釣りあがりができるポイントなので、かなり広範囲だと言う。移動途中に、番線に気がつかずウェイダーを破く。何箇所のゲートには番線があり気をつけながらまたがないとウェイダーをボロボロにしてしまう。ディビットは風がある時、晴れた日に釣りあがりができる場所など、崖の上を歩きながらポイントを教えてくれた。多少英語が話せる僕に場所の特徴を教えようとしてくれているのが分かり、入り方、付き場を真剣に聞く。初日のガイドはこのポイントで終わりとなった。
この日は、クリスマスパーティで、ディビット宅には沢山の友人、子供、そして毎年通う日本人の夫婦が一緒に食卓についた。黒あわびを刺身で頂いたり、羊の肉を頂いたり(前日羊が好きだ!とアピールした甲斐があった、考えてみればこれが最初で最後の羊の肉であった)、もう食べられないと思ってからもケーキが出てきたりお腹いっぱいになりながら、最後はプレゼントをみんなで開けてお開きとなった。
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クリスマスディナー

さあ、釣りに行こう!とディビットが声を掛ける。8時を過ぎているがまだ、明るい。昨夜と同じポイントに8時過ぎに入ったが、今日は魚を掛ける事ができなかった。明日の晩はもっと早く来ようとディビットが言う。長い1日の釣りがようやく終わった。
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by maribupapa | 2015-12-25 10:09 | 釣行